理事長のひとりごと ー 与野駅徒歩二分 埼玉県さいたま市のインプラント治療なら入江歯科医院
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他院さんでの不思議なインプラント治療3

前回の続きをお話します。
まずメジャーなインプラント体の場合はインプラントそのものは骨内に入る訳ですから口の中に付き出る部品を取り付ける必要がある訳です。これをい一般的にはアバットメントと呼びます。
このアバットメントは何種類かの高さの違う物があり、歯肉の厚みや対合歯(かみ合う歯)との距離によって選びネジ止めかセメントでセットされます。この段階で歯型をとり、人口歯の作成を行います。
ところが前回にお話しした患者さんの場合はアバットメントを取り付ける事の出来ないチタンの棒なのです。その上落っこちている対合歯がそのままの位置で人口歯が制作されているのでお煎餅の様な形態になってしまったのでしょう。従ってまた脱離をくりかえすでしょう。上の歯の位置を変えてもそのインプラントはアバットメントを取り付けられないタイプの物で極限といっていいほど短く削ってあるのでちゃんと機能させるためにはそのインプラントを抜いてやりなおさなければなりません。
その患者さんは怖いから反対側で咬みようにしているとのことですが、なんのためのインプラントだったのでしょう。 きのどくなのは患者さんです。確かに備品がなければ安い治療費で出来るでしょう。
皆さんも学んでください。激安インプラントは材料や経験、知識がないから値段で勝負なのでしょう。
皆さんインプラントのトラブルはインプラントが悪いのではなく、術者に問題があるのです。百均ショップで物を買うのとは訳が違います。慎重に選びましょうね。

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