抽選で当った日帰り旅行3
食事をした建物の建物の横のビニールハウスで
メロン狩りをするとのことです。
ハウス内は40度以上の室温だというので
父にはレストラン内で待ってもらって、私と妻で渡された
はさみを持ち走ってハウス内に入り、もうすでにつるから
切り離されそのつるにひもでゆわかれているメロンを
ちょん切りダッシュで外に脱出しました。
メロン狩りというよりメロン狩りごっこという感じでした。
そのメロンはおみやげとなりました。
いよいよメインの修善寺温泉向けてバスは出発しました。
修善寺温泉の駐車場にバスを止めると90分の自由時間です。
まずは修善寺寺を参拝し、町を散策しながら父のリクエストの
60年前に新婚旅行で止まった「新井旅館」に向かいました。
その玄関をくぐると60年前にタイムスリップした様な
たたずまいに感激しました。
色々な思いでがある父は特に感慨深かったようです。
きっと亡くなった母の事で脳裏はいっぱいになったのでしょう。
旅館に上がり池の周りにある年台物の椅子に落ち着いて
コーヒーを飲みながら旅館の職員に60年前の
「新井旅館」さんの事を聞くと、もう代替わりして
「そんなに古くからの事は分からない」と言われた時の
父のさみしそうな顔が印象的でした。
それでも60年前に世話になった所を
また訪ねる事が出来て満足そうでした。
90分後に修善寺を出発して帰路につきました。
途中高速道路が渋滞してたりして越谷駅に到着したのは
8時半過ぎになってしまい軽い披露を感じました。
この様な日帰り旅行の感想として、年寄を連れ歩くには
ハードだなと感じました。