ブラック企業の社長のみなさまへ1
ブラック企業…
ご存知の通り、
それは過重労働などの
劣悪な労働環境下で
社員を働かせる企業のことです。
もしかしたら
あなたはそんなブラック企業の
社長かもしれない…
というのが今回のお話です。
あなたのカラダは数10兆個もの細胞たちや
100兆個を超える細菌たちで成り立っています。
言い換えれば、彼らは
『私のカラダカンパニー』で働く従業員です。
え!?
細胞だけでなく細菌もですか?
ええ、もちろんです。
なんなら数で言えば
細菌の方が圧倒的に多いですから。
細菌たちはいわば協力会社の
社員と思ってください。
大多数が消化管という部署で働いています。
細胞たちだけではできない複雑で高度な仕事を
仲間と密に協力しながらやっています。
彼らがいなければ
この会社は成り立たないといっても
過言ではないほど、あなたの会社への貢献度は
高いのです(※1)
さて、社長であるあなたは
そんな彼らのために安全で
働きやすい環境づくりをしているでしょうか。
彼らがあなたのために働くのは
さも当然だと思っていませんか?
「え?!」
「そもそも彼らを意識したことがないですって??」
「はい、ブラック認定!社長失格!!」
確かに、彼らはとても従順で忍耐力もあります。
健気に働いてくれるので気付かないのも
無理はありません。
しかし、よくよく耳を傾けてみてください。
なんだか不調を訴えてきていませんか?
もしかしたら
彼ら(特に消化管部署の腸内課で働く細菌たち)の
チームワークが何かによって
乱されてその不調は起こっているのかもしれません。
今すぐに職場環境(腸内環境)を整えましょう。
さもなければあなたの大切な
『私のカラダカンパニー』
は立ち行かなくなってしまうかもしれません。(※2)
※1
腸内細菌の働きには、
以下の5つの作用があることが知られている
①病原体の排除
②消化を助ける
③ビタミンの産生
④幸せ物質の合成(ドーパミンやセロトニン)
⑤免疫(およそ70%が腸内細菌と腸粘膜細胞との
共同作業で作られているといわれている)
※2
腸内細菌叢の構成菌種の変容や異常増殖,
減少 は dysbiosis と呼ばれ,
ヒトの腸管のみならず,全身の免疫系,
代謝機構に異常を引き起こす.
脂肪肝炎やメタボリッ クシンドローム,
関節リウマチ,自閉症,多発性硬化症など
さまざまな疾患に dysbiosis が寄与している
可能性が 示唆されている.
与野駅前
入江歯科医院
歯科衛生士 清水