セルフケアの重要性②
歯ブラシについて
正しいブラッシングを行うためにまず、歯ブラシから見つめなおしてみてください。磨いた感じがするからといって硬い歯ブラシを選んでいませんか?硬い歯ブラシを使っていると歯ぐきへのダメージが大きく、歯ぐきを傷つけたり歯ぐきが下がってしまったりする原因となります。なるべく軟らかめの歯ブラシを選んで使用するようにしてください。また、毛先が開いたらすぐ取り換えるようにしましょう。目安としては2~3カ月に一回程度取り換えるようにしましょう。
歯ブラシの当て方
歯ブラシを持つときにはぎゅっと握りこむのではなく、鉛筆を持つようにして軽く持ちましょう。そして、歯ブラシを歯に当てるときには歯の面に対して45度の角度で当てます。毛先を歯周ポケットに入れるイメージで当ててみてください。しっかり歯ブラシが当たっていることが確認できたら歯ブラシを細かく左右に動かしてください。毛先が歯と歯の間・歯周ポケットに入っていくのが分かると思います。できれば鏡で見ながら1本1本磨くようにして行いましょう。歯並びが不ぞろいである部位や前歯に関しては歯ブラシを縦に持って行ってみるのもよいでしょう。
歯と歯ぐきの境目に斜めに当てます。
細かく動かすことで毛先が隙間が入ります。
歯科衛生士 八島貴世