入江歯科の滅菌・消毒3
今回は前回お話しした消毒のあとの滅菌の方法をご紹介します!
ウォッシャーディスインフェクターから出てきた器材は
それぞれ滅菌バッグに入れていきます。
ここで使うのがロータリーシラーという機械です。
この機械に滅菌バッグを通し、紙とプラスチックを
圧力と熱で圧着していきます。
また、圧着する際に日付を印字する事が出来るので滅菌の有効期限を
しっかりと管理することができます。
パックされた器材は最後にオートクレーブと呼ばれる高圧蒸気滅菌器、
またはガス滅菌器に入れていきます。プラスチック製品など高温に
耐えられないもの以外は基本的にオートクレーブにかけて滅菌します。
こちらが当院のオートクレーブです。真空と蒸気の注入を繰り返すことによって、
前回もでてきた歯を削る器具(タービン)など中が空洞になっているものの
滅菌にも対応できます。
また、最後の乾燥も外気をろ過した空気をつかうので
外部の雑菌がはいる心配もありません。
次回はもうひとつの滅菌法のガス滅菌器についても
ご紹介したいと思います!
歯科衛生士 高野