院長のひとりごと

一昨日の木曜日に珍しく雑用もなかったので久々に行きつけの理髪店にいってきました。
そこは私の家から車で10分ほど離れた与野本町の住宅街にあります。イスが3台あり、40代のご夫婦だけで営業している耳掃除までしてくれる昔ながらの「床屋」さんと言ってもいいでしょう。今はやりの1000円カットと違い、フルコース100分くらいの時間をかけ、カット、トリートメントシャンプー、顔橇り、顔のマッサージ、頭部のマッサージ、ブローと行うのですがこの店主の行う頭部マッサージが絶妙なのです。髪を傷めない様にたっぷりとぬるぬるしたジェルを擦り込み、咀嚼筋を中心にかなりの力をこめ、30分程マッサージするのですが、これがマッサージというより指圧に近いものです。顎関節症気味の僕はこの指圧が終わった瞬間に口がいつもより1センチくらい大きく開くのが分かります。また奥さんの行う30分の顔のマッサージの間はほとんど熟睡をしています。料金はやや高めですが僕にとっては癒しの時を与えてくれる場所です。気になったのは昨年のアメリカの金融恐慌の後、お客がかなり減ったという事です。こうやって昔ながらのお店が減っていったら僕の癒しの場所も減っていくのでしょうか。がんばれ「ジェット」