院長のひとりごと

国家試験の季節がやってきました。身近なところではせがれの太一の医師国家試験、甥っ子の宏之の鍼灸針師の試験、助手として入江で働いているスタッフの衛生士国家試験と皆ストレスがたまっているでしょう。これに合格するかしないかでそれぞれの生活は大きく変わってしまいます。入江で臨床研修をしたいと申込みのあった歯科大の6年生のうち何人が国試に受かるか心配でもあります。なにしろ歯科医師は過剰ぎみですから、現在は
6割くらいしか合格させないという国の方針だそうです。せめて入江の関係者だけでもと望む次第です。
人材の話になりましたのでついでに御話します。
歯科衛生士という職業は意外と世間に知られていないようです。しかし現代の歯科医療の中では重要な歯科医師のパートナーと言ってもよいでしょう。何しろこの不景気で就職難の中、都会では一人の衛生士に10か所以上の歯科医院等から求人があるのです。次回はその辺についてお話したいと思います。