院長のひとりごと
不愉快な事もあります。
数年前になりますが今でも忘れられない不愉快な思い出が2つ程あります。もう2年以上経って受診もないので時効でしょう(笑)
一つは22~23歳くらいの女性だったと思います。話を聞くと歯の掃除をしてもらいたいとの事なので衛生士に掃除の依頼をし、2~3回で終了したと記憶しています。衛生士からの報告によると喫煙者でかなり黒っぽいやにが沈着していてそれも綺麗にしたいと依頼があったそうです。
基本的に健康保険は病気が対象なので、やには美容的な範囲とされていて適応にはなりません。
それでも担当した衛生士は出来る限りでもとシリコンの研磨道具で研磨をしてあげたそうですが、あまり効果がなかったようです。そこで健康保険では限界があるという話をしていくつかのやに取りの
メニューを教えてあげて治療費などをプリントして差し上げたそうです。入江では患者さんの希望する事があればやり方の方法と値段表を差し上げて患者さんにどうするか決めて頂いてます。
正しい対応だったと今でも私は考えております。ところが2~3日後にその女性から苦情のメールが届きました。その内容は「友達の衛生士に聞いたら歯石取りの超音波スケーラーで簡単にやには取れると聞いた。おたくは保険で出来る事をやらずに保険外のやり方でお金をとろうとしてる。どうしてくれるんだ。出るところにでてもいいんだぞどうしてくれる。」とまるで暴力団の恐喝まがいの様なメールがとどきました。それを見た我々はあきれてしまいましたが、このような女性が成長して社会に迷惑をかけてはいけないからお灸をすえようという事になり返事をする事になりました。
文字が多くなってしまったので続きはこの次に。