ジルコニアクラウン
こんにちは、歯科医師の黒田暢です。
今回は、ジルコニアクラウンについて
改めて紹介したいと思います。
ジルコニアとは、
ジルコニウムの酸化物で、色調は白色、ほぼ金属と
同等の強度を有しホワイトメタルとも呼ばれています。
金属を使用していない為、金属イオンの流出による
歯茎の変色、金属アレルギーなどの心配などがなく、
強度も強いので奥歯やブリッジに使用することが可能です。
以前、入江歯科医院のホームパージ等で
ジルコニアクラウンについて紹介したこともありました。
当時は色調の光沢が強すぎてしまい、
審美性において他の被せ物(補綴物)と比較すると
劣っていました。
しかし、ご自身の歯(天然歯)において
ジルコニアクラウンの表面に着色(ステイン)を
施すことにより、光沢を抑え、より審美的に製作することが
出来るようになりました。
さらに、着色(ステイン)を駆使すれば歯に入った微細な
ヒビ割れ(クラック)までも再現することが可能です。
もし奥歯に金属ではなく、白くて硬い被せ物(補綴物)を
希望される方がいましたら気軽に相談してください。
[以前の補綴]
[現在の補綴]
歯科医師 黒田暢