熱中症にお気をつけください
こんにちは、歯科医師の中山です。
夏に向けてむし蒸し暑い時期が
近づいてきました。
毎年この時期からニュースや
天気予報では熱中症対策への
呼び掛けが増えますよね。
熱中症とは、
高温多湿な環境に長時間いることで、
体温調節 機能がうまく働かなくなり、
体内に熱がこもった状態を指します。
屋外だけでなく
室内で何もしていないときでも発症し、
救急搬送されたり、場合によっては
死亡することもあります。
今は感染症対策として
マスクを着用している時間も長く、
高温や多湿といった環境下での
マスク着用は熱中症のリスクが
高くなるおそれもあります。
熱中症の対策として
室内では
扇風機やエアコンで温度を調節
遮光カーテン、すだれ、打ち水を利用
室温をこまめに確認
屋外では
日傘や帽子の着用
日陰の利用、こまめな休憩
天気のよい日は、
日中の外出をできるだけ控える
またからだの蓄熱を避けるために
通気性のよい、
吸湿性・速乾性のある衣服を着用する
保冷剤、氷、冷たいタオルなどで、
からだを冷やす
などがあります。
またこれに加えて水分補給を
こまめに行うというのがとても大切です。
しかしこの水分補給も
虫歯リスクの観点からすると注意が必要です。
通常、水であれば問題はありませんが
スポーツドリンクは多くの砂糖が含まれており、
これを多飲すると虫歯のリスクがあがります。
一概にスポーツドリンクがいけない
というわけではありませんし、
運動中など水分補給が早く必要な際は有効ですが、
不必要な摂取には気を付けてください。
スポーツドリンクを飲んだ後は
歯磨きやぶくぶくうがいを
併用するようにしましょう。
最後になりますが
引き続きの手洗いうがいに加えて、
水分補給にも気を付けて
この夏をお過ごしください。
※内容の一部を厚生労働省HPより引用
入江歯科医院
埼玉県さいたま市浦和区上木崎1-10-15