ライフステージに応じたお口の健康管理 成人期編
今回は、成人期の内容についてお話します。
この時期は歯茎の腫れや出血が起こる歯周病になる方が
増える時期です。
また、個人差にもよりますが、20歳前後から
一番奥の歯の後ろに親知らずが生えてきます。
親知らずが正しい位置に生えてこない、
斜めや横に生えてきたり、磨きにくい歯なのでむし歯になったり、
歯茎が腫れてしまうこともあります。
その他に口を動かすとあごの痛みが出たり、
口が開きにくくなるなどの顎関節症もこの時期にみられ
特に女性の方に多いと言われています。
一番大事なことは、歯を磨くことと定期的に半年に一度、
歯科医院に行き歯周病の状態やむし歯などを
全体的にチェックをすることです。
歯のお掃除や治療が必要な歯は治療をして
お口の中をきれいに保ちましょう。
歯科衛生士 矢作順子