口腔がん検診2
その理由は、アメリカは民間保険会社が
6か月に1度の口腔がん検診を
”義務化”しているからです。
また日本では、口腔がん検診が
ほとんど普及していないためです。
口腔がん検診の受診率は、
アメリカは80%
一方日本では、たったの2%
となっております。
歯科界をリードしているスウェーデンでは
なんと90%だということです。
つまり、アメリカやスウェーデンでは
この口腔がん検診により、
たとえ口腔がんができても早期に発見できることが多く、
早期に治療ができるのです。
日本では口腔がんが見つかった時は
進行していることが残念ながら多いのです。
また、口腔がんになってしまったら、
舌や顎、頬を切除する可能性が高く、
術後の生活に大きな影響を与えます。
歯科医師 佐々木秀人